気ままなCB ロードスター乗り

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資格を取ろう 7個目 第一種電気工事士筆記試験

 先日今年の集大成の資格試験を受けてきました。受けた資格は第一種電気工事士の筆記試験です。

 【第一種電気工事士】  第二種電気工事士試験の上位資格であり、合格すると500KW未満の自家用工作物の高圧受電設備の電気工事に従事できる。第二種電気工事士だと600V未満の工事なので主に一般住宅の電気工事になりますが、第一種電気工事士だと6600Vの高圧での電気工事も行えるのでビルや工場等工事できる範囲が広がります。

 学校の授業も第二種電気工事士の技能試験が終わると第三種冷凍機械責任者の資格試験と第一種電気工事士の資格試験対策の授業に切り替わりました。第一種電気工事士は10月に筆記試験、12月に技能試験があり第三種冷凍機械責任者の試験は11月にあります。最初は2つ受けようと思いましたが10月より新たな職場で働き10月は業務を覚えるのに忙しくなるので第三種冷凍機械責任者の試験は諦めました。年に一回なのでまた来年受けましょう。

 8月末に再就職先が決まったので10月2日の試験までの勉強時間は約1ヶ月です。早速参考書と問題集を買いました。中身を一読したら二種電工の3倍位難しいです。特に計算問題は二種電工ではオームの法則を使えばほとんど解けましたが、一種電工では更に三角関数を使ってベクトルの計算も使わないと解けない問題ばかりでした。高圧受変電設備の問題も非常に難しく特にシーケンス電子制御の問題は全く意味不明でした。普通に勉強していたら1ヶ月で筆記試験に合格するのは不可能だな。ですがオイラは内定を貰った会社の最終面接で『一種電工の勉強は既に終わっているので楽勝です。』とハッタリをかましていて、しかも入社日が10月3日なので入社初日に筆記試験の結果を報告しなければならなく、落ちたらやばいのでプレッシャーの中再度気合を入れ直して9月はひたすら一種電工の勉強をしてました。

 使用した参考書はこちらになります。やっぱりすぃーとの参考書・問題集が絵がいっぱい載っているので一番わかりやすいです。

 学校の一種対策の授業の時間と家に帰ってからひたすら参考書・問題集をやり込みました。1週間で両方1周しましたが最初は全く頭に入らなかったですが、学校には開放型高圧受変電設備の実機があり、授業でVCB(遮断器)やDS(断路器)・LBS(開閉器)トランス(高圧用変圧器)の取扱いや絶縁耐力試験やB種接地のやり方、検電器の試験等を行えたので授業内容がそのまま一種電工の勉強に役立てられました。シーケンスの実技作業もあり最初はAND、ОR回路等の初歩的な事も分からなかったですが、クラスで電子制御の仕事をしていた方がいて、その方に付きっきりで電子制御を教えてもらい自己保持回路、タイマー付回路、インターロッキング回路、スターデルタ回路、三相電動機の正転・逆転回路等の結線作業を全てマスターできるようになりました。有難うございました。昼休みも一種を受けるクラスメイトと実機を見ながら試験対策をしてました。

 通学中も電車の中で勉強できるようにエクセルで要点をまとめてひたすら暗記しました。きつかったー

   

 授業も入れたら一日10時間位勉強していたので試験1週間前には模擬テストで90点以上取れるようになりました。なんとか大丈夫だな

 2日にいよいよ試験日となり当日は朝3時に起きて再度復習をしました。午後の部の試験を受けましたが手応えはありました。

 試験後同じ会場で試験を受けたクラスメイトと飲み屋で慰労会をしました。試験当日の夕方6時からオーム社の解答速報がでるので飲みながら皆で答え合わせをしました。オイラは90点 クラスメイトも92点 80点 86点と高得点で全員筆記試験に合格してました。合格祝いで次の日入社日でしたが関係なく皆で10時まで飲み明かしました。また飲みましょー

 

 職業訓練校に行ってなかったら絶対に一種の筆記試験は受からなかったので本当に学校に行って良かったです。12月の技能試験は今度は働きながら受けますが、一発合格できる様に今から複線図の対策をします。