気ままなCB ロードスター乗り

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第1種電気工事士 技能試験対策

 第1種電気工事士の技能試験まであと2週間を切りました。10月の筆記試験は当日の答え合わせで合格しているのが分かった為直ぐに技能試験対策に取り掛かりました。

 技能試験は試験時間60分で与えられた課題・施工条件と同じ電気回路が完成できれば合格となります。試験課題は10課題あり当日はどの課題が出るのかは分からない為全ての課題を練習する必要があります。学校で10課題の完成した電気回路がありパッと見そんなに難しくなさそうだなと思ってましたが、いざ練習してみるとクソ難しいです。1種の難しい所はまず器具の配置換えがあります。ランプラ・シーリング・コンセント・電流計の位置が事前に公表している試験課題と同じ配置にはならないです。次に電線が何が使われるかは当日にならないと分かりません。2種の時は課題に電線が書いてあったので当日出る電線もわかりましたが、1種は課題に電線が書いてません。なのでどの電線が出ても対応できるように練習が必要です。又、端子台の極数や電流計・電圧計の接続相の指示やシーケンス電気回路図の変更など施工条件が当日に変わるので全ての変更に対応できる様に複線図をマスターする必要があります。

 10月に入社して分かりましたがビルメン業界は資格が全てで、資格を取得することで昇給や昇格・ボーナスに反映されます。オイラの会社も半年に1つ設備系の資格を何か取りなさいと社長命令がきました。『1種電工の技能試験必ず合格します』と会社に言ってしまったので受かると受からないではボーナスが10万位変わってしまうので、合格を目指して最後の追い込みをかけます。

 2022年の公表の10課題です。

 だいたい1つの課題で4・5パターンの別想定の問題に対応するため複線図を書き上げる事を10月はひたすらやってました。複線図の一例はこんな感じとなります。

 特にやばめの課題は重点的に複線図の練習をしました。

 1ヶ月かかりましたが何とか複線図をマスター出来ました。11月より電線を使っての練習を開始しました。練習の器具は押しボタンスイッチや端子台の大や2極スイッチ・三相コンセント等2種に比べて増えます。それにしても金のかかる資格だな。

 電線も1種ではB種接地用より線・高圧用KIP電線・電子制御用CVVケーブル等が新たに増えます。

 より線・CVVケーブル用の工具も新たに買いました。

 1種電工は2種よりも電工ナイフを多用します。KIP電線の被覆剥ぎはケーブルカッター等色々試しましたが電工ナイフを使った方が1番綺麗で早く施工が出来ました。

 NО4は簡単そうに見えて結構厄介です。VVF1.6の4芯が出るのとパイロットランプの常時・同時・異時点滅全てに対応できる必要があります。

 同時点滅

 常時点滅

 異時点滅

 高圧のトランス部をいかに早く施工できるかが合格の鍵なのでトランスの所に絞って練習してます。

 1番時間が掛かるNО8の電気制御回路は最初は完成に25分かかりましたが猛練習したので14分まで縮められました。

 通勤中も電車の中で勉強できる様にエクセルで作成した施工対策を叩きこみます。

 毎日必ず2時間以上練習しているので何とか合格が見えてきました。2週間はあっという間なので合格を目指してラストスパートで頑張ります。