気ままなCB ロードスター乗り

ツーリング・キャンプ・バンドが趣味の会社員です。CB400SF REVOとNCロードスターでいろんな所を旅してます

第二種電気工事士 技能試験対策

 第二種電気工事士の筆記試験も終わり次の技能試験合格に向けての練習開始です。基本的な器具の取付作業は5月の連休明けの授業から始まってました。試験後は回路図から複線図を描いて実際の配線作業を行います。試験より簡単な課題を12課題与えられましたが配線作業をやってみると初めての作業なのでとても難しいです。四苦八苦しながら作業をしてますがクラスの皆からどんどん遅れをとってました。皆は談笑しながらどんどん作業を進めてます。12課題終わったのはクラスで一番最後でした。なんでなんだーみんな初心者じゃないのかーと思いながら話をしたらクラスのほとんどの人が高校や専門学校で電気科を卒業したとの事でした。マジか・・・・・・・完全な素人ってクラス16人中オイラを含めて3人だけでした。学校の授業だけだと100%技能試験に落ちるので、皆との差を埋めるため家でも猛練習しないとダメだという事が分かり速攻で工具と電線と器具を買いそろえました。

 工具に関しては実際に配線作業をしてみて何に時間がかかっているのかが分かった後に買えたので良かったです。作業時短の為選び抜いて買いました。

 実際の試験会場の机は小さいのでコンパクトの工具を買い揃えました。丁度パソコンデスクの縦幅が同じ大きさなので工具を置くとかなり狭いです。

 まずは電工ナイフからです。クニペックスの電工ナイフです。学校ではホーザンの電工ナイフを使ってますがこれが全然切れ味が悪くVVRケーブルの外装を剥くのにえらい時間がかかってましたがこのナイフは余りに切れ味が良すぎて外装剥ぎが倍速くなりました。個人的にはこれが一番買って満足してます。キャンプ用にもう一個買いました。

 ドライバーはこれから電気制御の作業も始まるので感電しない様にベッセルの絶縁ドライバーを買いました。1000Vまで耐えられます。ノンスリップ加工がしてあるのでねじ回しがとても速くなりました。

 VVFストリッパーは受験生の必需品のホーザンのP-958です。学校の授業でもこれを使ってます。技能試験合格の為に特化して作られているのでオイラはこれ無しでは合格できないでしょう。スケールが付いてたりカッターがあったり先っぽのペンチで輪作りが出来たりと工具を持ち替える手間が省けます。

 ペンチはホーザンのP43-175です。ペンチなんて何でもいいだろと思ってましたがこのペンチは幅が丁度12mmです。12mmは差込コネクターやコンセントの差込時に銅線を切るのに12mm必要なのでこのペンチで切ればいちいちスケールで測る必要が無くなります。オイラも一回一回スケールで測ってペンチに持ち替えて切っていたのでかなりこれでかなりの作業時短になりました。

 圧着ペンチはエビのコンパクトなHAK17MA2です。学校では圧着ペンチは大まで圧着できるペンチを使ってますが両手で圧着しないといけないので非常に使いづらいです。これは中までの圧着の為非常にコンパクトで片手で圧着できます。二種電工の技能試験は大の圧着は使わないのでこれで十分です。

 ウォーターポンププライヤーも学校では長さ250mmの物を使ってますがこれを使うのはネジ無管のロックナットを閉める時だけなのでコンパクトな175mmの物にしました。

 最後はホーザンの合格マルチツールDK-200です。これは7つの作業を行える工具ですがこのうちの2つはマジで使いやすいです。1つはコンセントとシーリングの電線抜き作業です。今までマイナスドライバーでやっていて中々手間取ってましたがこれを使うと簡単に抜けてびっくりしました。もう一つはリングスリーブ小用の調整穴です。1.6mmの銅線4本を圧着するときスリーブが中々入れずらくて時間が掛かってましたがこれを使うと簡単に調整ができました。

 必要な工具はすべて揃えたのであとは練習あるのみです。クラスで1人なんと第一種電気工事士に合格している方がいましてオイラはその方を師匠と呼び作業時短のコツや配線を試験官に綺麗に見せるやり方等を教えてもらってます。『師匠、どうやったら僕は合格できますか?』師匠『技能試験で一番大事なのは輪作りだ。1日100個輪作りをせよ。』との課題が出たので毎日輪作りの練習をしています。やりすぎて右手が腱鞘炎になりそうです。

 器具取付も最初は30分かかってましたが14分まで縮められました。本番までに10分以内を目指します。

 7月より学校の授業でも13課題に向けた本番形式の技能試験対策が始まるので6月中はひたすら基礎練習をしてみんなとの差を埋めていきます。